月の照る夜や終わりの神無月 手を差し出せば影さえ見える
月の照る夜や終わりの神無月 手を差し出せば影さえ見える
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月の照る夜や終わりの神無月 手を差し出せば影さえ見える
満月の夜は明るい
推敲ポイント
初句は「月照るや」でさらに省略可能。省略して何をいれるかはわからないけど
「終わりの神無月」が若干浮いている
「あり」を歌の何処かで使うなら許せる
終わり→暮れゆくでもいいけど気取りすぎ
満月を見ていた時間はとうに暮れたあとなので良くなかった
少し冷えた時節を表す言葉があれば良い
「手を差し出す」は「かざす」、の方がいいかもしれん
差し出すに家の中からというイメージを少し加えたい。多少熱のある部屋と神無月の夜の冷えた空気の境に手を出す
5句目は「影さえ見ゆる山の井の…」という有名な和歌があるので、また別の言葉で表現したいところ
夜に影が見えるのを面白く感じたので、このままで良い説もある